私の借金の体験と甥に思うこと

私がお金を借りたのは、親が営んでいる商売のためです。フリーでデザインや企画の仕事をしていましたが、その収入の大半は親の店の負債となり、それが足らなくなった時点で借金をするようになりました。
クレジットカードのキャッシングから始まり、やがてはカードローン、それが何社にも及ぶのですから、返済のために消費者金融に手をだしました。初めは大手の消費者金融業者でしたが、やがてスポーツ誌に掲載されている怪しげな業者からも借入しました。もう少し早く知っていたならば、過払金請求で高額な利息が戻ってきたパターンです。
どのようにしてこんな借金地獄から逃れたかといえば、手元に2~3000円があれば、金利の高い業者に支払期日に関係なく持ち込んで返済したからです。それの繰り返しで、金利の高い業者から完済でき、長い時間がかかったものの、すべてを完済することができました。
そういう経験があったから、甥から借金を申し込まれたときには当惑しました。それまでも、多くの借金を妹が肩代わりしていたことを知っていたからです。私のような借金地獄を味あわせたくはないものの、簡単に他人からお金を借りることに慣れられてはと思い、本当に悩みました。結局、少額ではあるものの貸すことにしましたが、今後借金に関することを話していこうと思っています。彼に真意が伝わるかはわかりませんが、私と同じ思いはさせたくないと考えています。